手は口ほどに

ものを言う。手話(日本語対応手話)初心者による、勉強の記録です。日本手話も勉強中。(不定期更新)

はじめましての方はこちらをお読みください→はじめに


大学の手話サークルについての記事:活動記録


個人の手話勉強についての記事:学習記録


を参照してください。


もそもそ

こんにちは。

実に150日ほどブログを放置していました。

読者様が増えたという通知が来たので慌てて更新しに来た次第です。(笑)

 

今回は最近読んだ本についてです。

永六輔さんの「あなたに伝えたい 手話はどこまで話せるか」です。

 

なんで今更永六輔さん?という気がしなくもないです。

出版は2000年。ちょっと古めというか、昔の本です。 

あなたに伝えたい―手話はどこまで話せるか

あなたに伝えたい―手話はどこまで話せるか

 

 NHK手話ニュースの中に2分間の「手話放談」といって、永六輔さんが喋ってそれを手話通訳さんが通訳する、というコーナーがありました。

それをまとめた本です。

2分のお話をまとめているので、めちゃくちゃ読みやすいです。たぶん30分あればざっと読み終わる人もいるかもしれません。

そして、副題「手話はどこまで話せるか」の通り、手話の表現の限界にチャレンジするという共通のテーマがあります。チャレンジしているのはどちらかというと永さんではなく、手話通訳の丸山さんという方なんですが…。

そのチャレンジが割と無理難題に近くて、例えば数種類の虫の声(「リーンリーン」「リリリリ」「スイッチョン」っていうあれです)を表し分けられるかどうかとか。

丸山さんが後書きに当時の苦労を書き綴っているのもおもしろいところです。

 

わたしがこの本を読んで驚いていることは、永さんの考え方が17年前の本とは思えないほど進んでいるということです。障がいについての配慮とか、法の改善という話が現在進行形で進んでいるということは、17年前ってそういった考え方がまだ少なかった時代だと思います。(その頃わたしはまだ物心ついていないくらいなので想像ですが。)

その時期にあって、今わたしが聴覚障がいや手話と向き合う時以上の事を考えているというのはすごいことだと思うのです。

…とここまで書いたところで、こういうことって時代がどうこうの話ではないことに思い至りました。障がいのある人が不便だと思ったら、世間の状況に関わらずそれは改善していくべきことですよね。たぶん。

 

というわけで、最後なんだか感想文くさくなってしまいましたが。

あまり気負わず読んでみていただければなあと思います。

普通に手話を知らない人でも楽しめる本だと思いますが、手話のわかる方はもっと楽しめるはずです!!

 

それでは、今回はこの辺で。

読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

↓ここからは少しデリケートなお話になります。

ただのいち意見ですので、ん?と思ってもどうぞスルーしてください。

くどくど長い文章が続きます。

 

今日、車椅子の方がLCCに搭乗拒否されて、自力でタラップを這い上がるという出来事がありました。

わたしは割とTwitterを見るほうなのですが、そのニュース関連のツイートを見ていると「それは事前に連絡しない車椅子の人が悪い」「航空会社や他の利用客に迷惑をかけてまですること?」という意見が散見されました。

確かに、事前に連絡すればこの事態は起こらなかっただろうし、今回の車椅子の方がいろんな人に迷惑をかけたことは否めません。

でも、健常者は連絡しなくても普通に飛行機に乗れるのに、車椅子の人は連絡が必要っていうのはやっぱりおかしいんですよね…。連絡すればお互いスムーズにことが運ぶことは間違いないのですが、連絡がないと乗れないっていうのにひっかかります。

車椅子の人は搭乗前にわざわざ連絡を入れるという手間を強いられているわけで、これは車椅子の人が航空会社の人にしている”配慮”なのではないかなとわたしは思います。逆に。

LCCじゃなくて普通の飛行機に乗ればそういったサービスがちゃんとあっただろうに、LCCを使っている時点でサービスを受ける権利はない」みたいなことを言ってる人もいましたが、車椅子の人が飛行機に乗るのはサービスではなく当たり前のことだと思いたいです…。わたしだって「あなたは太っているからこの飛行機には乗れません、もう少しお金を払えば太っている人でも乗れる飛行機があるのでそっちに行ってください」と言われたら泣きます。

まあ、以上に書いた事は障がいの当事者でなく、社会人でもない人間の意見ですので、ただの理想ではあるのですが。わたしももっと受け入れるこころを持ちたいと思っています。

 

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

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